愛犬 ももちゃん、愛猫 くぅちゃん の飼い主、 患者Yさん26歳のエピソードをお伝えします。 今年、当院での最年少妊娠例です。 当院に来られたのは、今春のことでした。 まず、西洋医学的な問診から・・・ 不妊期間1年。 ヒューナーテストOK 卵管OK 排卵OK 黄体ホルモンが少なく、黄体機能不全 低温期が長く、卵胞の育ちが遅い 『病院からセキソビットやクロミッドで誘発剤を処方されるが、 だんだん卵胞の育ちが遅くなり、不安を感じている。』 東洋医学的な問診 全身的な冷えとパワー不足。それに低温期が長い・・・「気血両虚」 生理時の血塊と粘り・・・「お血」 治療のストレス・・・「肝気鬱結」 もともと、パワー不足で卵胞の育ちが遅いから、 病院側は、誘発剤で発育促進するはずが、 逆に、それがストレスになる→ストレスが血行を阻害 →卵胞の発育が遅くなる→薬を更に出す。 このような、悪循環を断ち切るような戦略を考えました。 1.ストレスを軽減して 2.次に血行を改善し、卵胞の発育を助け 3.高温期は黄体ホルモンの分泌を助ける。 当院での初診は、生理15日目。 卵子の育ちが今周期も遅いので、 まず、ストレスを軽減して、そして血行促進、 卵胞の発育促進を目的に整体の施術を行う。 施術後は、全身がポカポカして気持ち良かったとのコメント。 2診目は、生理22日目。 前日に卵胞21mm、hcg注射をしていたので、 今回は、排卵促進を目的に整体の施術。 前回の整体とはバリエーションを変えて、 黄体ホルモンのスムーズな分泌を促すようにしました。 3診目は、生理29日目。 排卵後1週間頃なので、高温期の維持、着床を助ける目的で、鍼灸施術。 初めての針(子供の頃、小児針は経験あったそうです)でしたが、 施術後は、お腹がずっとポカポカして気持ち良かったとのコメント。 結果は、3回の施術でみごと妊娠。 やはりというべきか、ご年齢が若いと、 少しのキッカケで妊娠に至るケースが多いですね。 排卵日が生理22日目と遅かったですが、 ちゃんと体調を整えてあげれば、妊娠は可能です。 排卵が遅いと卵子が悪いと勘違いしている方がおられますが、 一概にそうともかぎらないですよ。 大村院長の話では、生理40日目位の排卵でも妊娠出来た例があると 言ってましたので。参考までに・・・ タウチ